教育関連ニュース

2021-05-08 07:00:00

父親の教育方針は“好きなことをしなさい”…「東大王」を卒業した鈴木光さん22歳の就職先

2021.4.20『文春オンライン』より。

 

「沢山の温かい気持ちと支えを知ることができた4年間だったと思います。一生分の思い出をありがとうございました」

 

 クイズ番組「東大王」(TBS系)の卒業回(3月24日)で、涙を流してこう語った鈴木光(22)。

 

◆◆◆

 

 大学卒業にあわせ番組を卒業。そして3月末をもってメディア活動の終了を宣言したのだった。

 

 現役東大生たちの「東大生チーム」と「芸能人チーム」がクイズで競う「東大王」。

 

鈴木は、番組開始7カ月後の2017年11月より東大生チームの一員としてレギュラー出演してきた。当時文科一類1年生。

 

その抜群のルックスと頭脳から「美しすぎる東大王」として一躍人気者となった。

 

「ファッション誌にも登場するほど整った清楚な顔立ちで、問題を間違えたときに時折見せる可愛らしいリアクションも人気。

 

知識量が膨大なのは勿論ですが、特に音楽問題の強さは圧倒的で、音声なしのピアノの演奏動画を一瞬見ただけで曲名を答える神業も披露していました」(民放関係者)

 

父親も東大卒、教育方針は「好きなことをしなさい」

 

 1998年東京生まれ。公立小学校から名門・筑波大学附属中に進学した。

 

「父親も東大卒で、現在は上場企業社長。

 

教育方針は『好きなことをしなさい』というものだったそう。

 

中高時代はバンド活動に打ち込み、音楽系の事務所に所属していた時期もある。

 

高校2年時には米スタンフォード大学の通信教育プログラムに参加し、提出した論文が優秀賞を受賞。

 

東大には一般入試よりもさらに狭き門の推薦入試で合格しています」(同前)

 

「私は何者でもない」と自信なさげに

 

 番組出演の一方、弁護士を目指してダブルスクールを続け、合格率4%程度といわれる司法試験の「予備試験」に一発合格。

 

さらに、東大では投資家の故・瀧本哲史氏のゼミに入り株式投資を学んだ。元ゼミ生が証言する。

 

「瀧本ゼミでは週に1回、発表者が上場企業の1社を選び、その株価が今後どう推移するか分析してプレゼンする活動をしていました。

 

性別や年齢に関わりなく徹底的に議論する場で、鈴木さんは有名人であることをおくびにも出していなかった。

 

すでにクイズ番組でも実績を残していたはずの鈴木さんが『私は何者でもない』と自信なさげに話していたのが印象的です」

 

司法試験本試験に不合格、鈴木さんの就職先は?

 

 だが今年1月、鈴木は司法試験の本試験に不合格だったことをSNSで公表。

 

テレビ出演をやめ、試験にも落ちたとなると、今後はどうするのか。

 

「実は、鈴木さんは『四大法律事務所』と呼ばれるうちのひとつに就職が内定しているのです。

 

スター弁護士を多く抱える日本最大級の名門事務所で、所属弁護士の年収は1年目でも1000万円を軽く超える。

 

鈴木さんは昨年12月にズームで開かれた内定者懇親会にも顔を出していたそうです」(四大法律事務所関係者)

 

 予備試験通過者の本試験合格率は8割。むしろ一度落ちた方が意外だという。

 

「鈴木さんなら、業務の補助をしつつ、今年本試験に再挑戦すれば合格する可能性は高い。

 

そうなれば司法修習を経て2年後から弁護士活動ができる」(同前)

 

 人生の“正解”も、難なく導きそう。

 

「週刊文春」編集部/週刊文春 2021年4月15日号